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「美人画」の領域を越えた衝撃的な作品にご注目を ~没後50年 浪華の女性画家 島成園~

どうも、大阪市立美術館です。大阪市立美術館をひとりでも多くの方に知っていただきたいと考え、noteをスタートさせました。どんなスタンスで、どんな情報を発信させていくかについてはこちらにまとめていますので、ご興味あればどうぞ。​


さて今回は、現在開催中の展覧会の情報をご紹介したいと思います。
(2020.9.5〜10.11)


<没後50年 浪華の女性画家 島成園>



島成園(1892-1970)は、堺に生まれ大阪を中心に活躍した女性日本画家です。弱冠20歳で第6回文展に入選するなど早くから頭角を現し、さらには「美人画」の領域を越えた衝撃的な作品を発表して注目されました。大阪市立美術館には、画家本人および遺族から寄贈された88件の作品が所蔵されています。没後50年にあたり、それらの作品を通して成園の画業を振り返ります。大正期の大阪を駆け抜けた女性画家の輝きをご覧ください。
ちなみに「島成園」と書いて「しま せいえん」と読みます。島成園の来歴などについてはこちらを参考にどうぞ。


※トップ画像の作品
島成園《無題》 大正7年(1918) 大阪市立美術館蔵(森本美津子氏寄贈)


作品リスト(大阪市立美術館)


<青緑い刻>

青緑い刻

新たな「風景」を創造しようとする洋画家たちの試みは、昔も今も自然生命との親密な対話から始まります。目に鮮やかな水や空の「青」、生い茂る草木の「緑」に向けられたまなざしを、中国の青磁、青花磁器とのコラボレーションでご鑑賞ください。
ちなみに「青緑い刻」と書いて「あおいとき」と読みます。

作品リスト(大阪市立美術館)


<大阪の仏像>

大阪の仏像

大阪市立美術館では、関西を中心に百数十を数える寺社より、多くの宝物をご寄託いただいています。本展では、大阪の寺院に伝わる仏像を展示いたします。

作品リスト(大阪市立美術館)


<中国の石造彫刻>

中国の石造彫刻

大阪市立美術館の館蔵品である「山口コレクション」の中国石造彫刻を中心に、中国南北朝時代(5-6世紀)の仏像・道教像を展示いたします。

作品リスト(大阪市立美術館)
※「大阪の仏像」と同じリストになります


<今回のまとめ>

ということで、現在(2020.9-10)開催中の「特集展示/コレクション展」のご紹介をさせていただきました。ハッシュタグ(#大阪市立美術館)をつけてコレクション展のレポートをアップいただければ、マガジン「大阪市立美術館コレクション展」みなさんのレビューにリンクさせていただきます。みなさまのレビュー、心よりお待ちしております!


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