明智光秀の次といえば…
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」には、「特別展/天平礼賛」でも展示をした正倉院の蘭奢待(森川杜園による模刻、徳川家に伝わる蘭奢待、正親町天皇の書簡など関連作品をご紹介していました)が作中でも登場するなど、とても他人事とは思えず注目をしていましたが、ついに、昨日(2月7日)、最終回。
「麒麟がくる」ロス、明智光秀ロスの方も多いのではないでしょうか。いやあ、まさか、あのような展開になるとは…。
ということで、大河ドラマ的には次週から明智光秀にかわり渋沢栄一が主人公となるわけですが、歴史的に見れば明智光秀の次はご存じのとおり、山崎の戦いに勝利し、天下人となっていく豊臣秀吉となるわけです。
豊臣秀吉像(部分)大阪市立美術館 蔵
その豊臣秀吉、豊臣秀頼など豊臣一族にゆかりのある美術品をテーマにしたのが4月から開催する「特別展/豊臣の美術」。戦国時代末期ということもあり、甲冑や刀剣に目が行きがちではありますが、甲冑や刀剣だけでない桃山文化全体に着目していただければと思います。
まずは、展示作品の一部をご紹介する動画で展覧会の全体像を感じていただければ幸いです。