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オリンピック、オリンピック。

タイトルに特に他意はないのですが、大阪市立美術館のオリンピック関連のちょっとしたネタをご紹介します。


現在(2021/6/22~2021/8/15)開催中の
「コレクション展/大阪の洋画」

こちらにある作品が展示されています。


それが、
「水泳選手M・I 嬢」田川寛一(1931年)
です。


この作品のモデルとなったM・I 選手が
果たしてどなたなのか、
そして、オリンピックには出場されたのか、
興味は尽きないところですが
ぜひ、展覧会室内で感じ取っていただければ幸いです。


そして、もうひとつ。


1964年に開催された前回の東京オリンピック、
リアルタイムでご覧になっていない方のほうが
多いと思いますが(あ、そんなことないのか)
公式ポスターは印象に残っている、
という方も多いのではないでしょうか。


この公式ポスターをデザインしたのが亀倉雄策


亀倉雄策が手掛けた
1964年の東京オリンピックを含め
近代オリンピックの
記念すべき第1回アテネ大会(1896年)から
絹谷幸二氏が手掛けた1998年の長野オリンピック(冬季)までの
公式ポスターを中心にご紹介しているのが
「図録/オリンピックポスターアート展」
です。



今、この瞬間に行われている
アスリートたちの熱戦に
注目している方も、そうでない方も
連綿とつづくオリンピックの歴史に
注目してみてもいいかもしれませんね。


「スポーツには興味がない」
という方も多いかもしれません。


しかし、初期の近代オリンピックでは
絵画、彫刻、文学、建築、音楽も
メダル対象となる競技だった
という事実をご存じでしたか?



笹川スポーツ財団さんの記事によると
あの、棟方志功が1932年のロサンゼルス大会に
東山魁夷が1936年のベルリン大会に参加していた、とあります。


スポーツの祭典としてのイメージが強いオリンピックですが
過去には芸術競技も含まれていたんですね。




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